美容看護師も気になってはいるけど業務量や給料、将来性など気にはなりますよね!
病棟や外来での経験を経て美容業界に飛び込んでみた私が、実際に働いてみて感じたメリット・デメリットについて紹介していきたいと思います。
美容看護師のメリット
- 夜勤をせずに比較的高い収入を得ることができる
- 最新の美容技術や知識に触れられる
- 社割で格安で美容施術や美容商品を得ることができる
- 仕事の幅が病院とは違う
- 夜勤がないので体力的な負担が減る
- 完全予約制で残業が少ない場所が多い
などがあげられます。
夜勤をせずに比較的高い収入を得ることができる
美容業界は自由診療というのもあって、夜勤をせずとも高い収入を得ることができる場所が多いです。
内視鏡室で働いてオンコールありで働いていたときは手取り20万ちょっとでした。
病棟で2交代で夜勤を4回入って仕事をしていた時は手取りで20万後半くらいでした。
現在私が働いているところは、夜勤なしで以前と同じか、それ以上の給料をもらっています。
諸々の手当が多い月では手取り35万超えている月もあります!
最新の美容技術や知識に触れられる
美容看護師は多かれ少なかれ美容に興味を持った人たちが集まります。
自分が働いているところで取り扱っている技術や知識についてはもちろんのこと、同じ職場のメンバーからも最新の美容の知識が入りやすいです。
自分が受けたい施術があったとして、その施術のメリット・デメリットも詳しく聞けるのも良いところです。
社割で格安で美容施術や美容商品を得ることができる
私自身も実際に自社で取り扱っている美容の商品を格安で購入することもあります。
全身脱毛も以前からやりたいと思っていたのですが、今の職場に入社したことで、破格の値段で施術を受けることができました。
仕事の幅が病院とは違う
仕事の幅も質も病院とはだいぶ違うと感じています。
保険診療ではなく自由診療となるので、患者というよりお客さん、治療というより接客業という感じでしょうか。
そのため、それ相応の接遇は求められます。
今私がいる職場では看護業務に加え病院ではやらないような事務作業なんかもやったりしています。
もちろん事務の方はいますが、自分も理解しておいた方が業務がスムーズに回るため覚えています。
夜勤がないので体力的な負担が減る
夜勤がなくなってから気づいたのですが、交替勤務で体内時計も狂い、ものすごい負担が体にかかっていたんだと体感しました。
以前より活動的になり、いろんなものを楽しめるようになりました。
完全予約制で残業が少ない場所が多い
美容の業界では基本完全予約制なので、仕事の見通しも立てやすいし、残業も少ない印象です。
今私のいる職場での月の残業時間は0~5時間以内なことがほとんどです。
基本は予約の患者に集中できるので、病院ほどマルチタスクで業務を行わなくていいのもありがたいです。
美容看護師のデメリット
- 病院の臨床経験としては含まれにくい
- クレーム対応への接客スキルが求められる
- 看護業務以外をやらなければならないことがある
- 一般病院で必要とされる知識や技術はあまり身につかない
- 一般の病院へ戻ることを考えている場合キャリア形成が難しくなる
病院の臨床経験としては含まれにくい
美容業界で看護師がやる業務は特殊であったり、一般の病院に比べ知識や技術はあまり必要としません。
そのため、一般の病院に戻りたいとなった時に経験年数とは見てもらえないことが多いでしょう。
同じ美容業界への転職であれば、経験者として優遇されるかと思いますが、一般の病院にそのうち戻りたいと考えると、転職で少し苦労するかもしれません。
クレーム対応への接客スキルが求められる
患者は自由診療で高いお金を払って、自分が望む姿になれると思って来る人がほとんどです。
本人が思っていた結果の期待を下回った時はクレームに繋がりやすいので、一般病院よりクレーム対応のスキルが求められます。
そうしたクレームへの対応に強いストレスを感じるのであれば、辛く感じることがあるかもしれません。
看護業務以外をやらなければならないことがある
美容業界では少数で上手く現場を回す必要があるので、看護師であっても看護業務以外を行うことも職場によってはあります。
一般病院で必要とされる知識や技術はあまり身につかない
美容に特化した場所になるので、医療知識を深めたい人には物足りない場所になるかと思います。
一般の病院へ戻ることを考えている場合キャリア形成が難しくなる
一時的に美容業界に入るつもりであれば、病院勤務を続けている人に比べるとキャリア形成は難しくなります。
しかし、美容業界に長く働き続けるつもりであれば役職がついていくこともあるので、美容でキャリア形成を考えるのも一つの手です。
病院では主任・師長くらいが看護師の役職になるので、役職を目指すのは大変です。
しかし、少なくとも私の勤めている企業は一般の企業のように主任・係長・課長・部長などの役職があるので、転職のタイミングによっては役職を得やすい環境になるかもしれません。
実際に働いてみて
私は美容看護師になって良かったと感じています。
一番良かったのは、休日も増えたので、自分の人生をより楽しむことができるようになったと思います。
病院で働いていた時はコロナの時期は余計にですが、自分を犠牲にして働いていたなと思います。
それが自分には辛かったところもありました。
美容業界に来たからこそ得ることができた学びもたくさんあります。
なにかしらコンプレックスを抱えた人が美容の施術を受けて自信に繋がったり、笑顔で帰っていく姿をみれるのもこの業界のいいところです。
もし美容看護師を悩んでいるようであれば、上にあげたようなデメリットが気にならない人は飛び込んでみるのもありだと思います。
もし失敗しても、看護師資格があれば職には困りません。
行動を起こさないといい変化を得ることはできません。
転職がしやすいという看護師のメリットを活かしてみてもいいのではないでしょうか。
看護学生も看護師も1度は利用したことがある看護roo
利用者満足度は96.3%(看護roo調べ)
求人件数は5万件以上
電話相談でプロがアドバイスしてくれます。
会員登録を行わなくとも、転職の希望条件こだわり診断・性格からわかる職場診断・キャリアパートナー診断・看護師の転職体験レポートを確認することもできます。
求人件数は10万件以上!
オリコン顧客満足度調査で紹介案件の質がいいサービスNo.1
アドバイザー対応No.1
たくさんの求人件数の中から選ぶことができ、アドバイザーの対応の評判がいいのが特徴です。