将来ゆとりをもって働くためだったり、お金の不安を減らすために若いうちから資産運用を行っている人も増えてきました。
ハードワークでいつまでも同じ働き方をできるか不安は看護師だからこそ、早めにお金の不安を解消できると安心に繋がりますよね。
今回紹介するのは、最初の手続きさえしてしまえばあとは放置で大丈夫なお手軽なものです。
損をなるべくせずに、投資の勉強をあまりしなくてもできるおすすめの資産運用の方法を紹介していきます。
NISAを利用してクレジットカード積み立ての設定をして放置する!
やるべきことはこれだけでOKです!
この設定さえしてしまえばあとは放置で資産運用をすることができます。
ギャンブル感のない手堅いやり方ですので、コツコツとリスクを抑えてやりたい人にもってこいです。
NISAとは
NISAとは、最大1800万円を非課税で投資することができます。
本来投資で得た利益は約20%の税金をとられますが、NISA口座ではその分の税金をとられることなく、利益まるまる100%を得ることができます。
普通の口座で100万円の利益が出た際、約20%の20万円ほどは税金としてとられるのですが、NISA口座では100万円全ての利益を自分の手元に残すことができます。
これからお伝えする運用方法であれば、大きなデメリットはありません!
細かく説明すると、損益通算ができなかったり、選べる商品が限られたりということがありますが、そうしたデメリットはこの方法では全然気になりません。
ふるさと納税やiDeCoなどのような、国も推奨している税制優遇の制度なので、使わないともったいないまであります。
具体的に何をやるか
証券口座を開設し、NISA口座を開設してからS&P500もしくはオールカントリーをクレジットカードで積み立てるだけでOK!
証券口座開設
投資を始める上で、証券口座を開設しないことにはNISAを始めることができません。
おすすめの証券口座はSBI証券もしくは楽天証券です。
現在楽天経済圏で生活している人は、楽天ポイントの効率も考えて楽天証券。手数料の安さや取引銘柄の多さを考えるとSBI証券。
どちらが明確に良いと決めれるような差はないため、どちらで始めても問題ありません。
証券口座を開設するための公式サイトはこちらから
SBI証券
楽天証券
楽天証券 | ネット証券(株・FX・投資信託・確定拠出年金・NISA) (rakuten-sec.co.jp)
NISA口座を開設
どちらの証券口座もわかりやすくNISA口座の開設方法をホームページで説明しているので、そのまま開設してしまいましょう。
NISA口座でクレジットカード積み立て設定を行う
クレジットカード積み立ての設定を行うことで、毎月自分が決めた額を自動で払ってくれます。
その上、ポイントまでついちゃいます!
SBI証券であれば、三井住友カードでのクレカ積み立てがおすすめです。
■SBI証券でクレカ積立ができる「三井住友カード(NL)」の比較
①三井住友 カード(NL) | ②三井住友カード ゴールド(NL) | ③三井住友カード プラチナプリファード | |
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カード | |||
年会費 | 0円 永年無料 | 5,500円(税込) (1年間で100万円以上利用で翌年以降の年会費永年無料) | 33,000円(税込) |
付与されるポイント | Vポイント | ||
クレカ積立時の ポイント付与率 | 0%~0.5% | 0%~1.0% | 1.0%~3.0% |
積み立て可能額 | 100円~10万円 | 100円~10万円 | 100円~10万円 |
三井住友カードのお申し込みはこちらから
年会費永年無料のクレジットカード!ずっとおトク、いつでも安心なナンバーレス(NL)|三井住友VISAカード (smbc-card.com)
楽天証券であれば、楽天カードでのクレカ積み立てがおすすめです。
楽天カード | 楽天ゴールドカード | 楽天プレミアムカード | |
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カード | |||
年会費 | 0円 永年無料 | 2,200円(税込) | 11,000円(税込) |
付与されるポイント | 楽天ポイント | ||
クレカ積立時の ポイント付与率 | 基本0.5%(代行手数料年率0.4%以上の銘柄は1.0%) | 基本0.75%(代行手数料年率0.4%以上の銘柄は1.0%) | 全ての銘柄で1.0% |
積み立て可能額 | 100円~10万円 | 100円~10万円 | 100円~10万円 |
楽天カードのお申し込みはこちらから
年会費無料のクレジットカードなら「楽天カード」楽天カードと三井住友カードでの一部を比較したものがこちら
年間カード 利用額 | ポイント 還元率 | 10万円積立時の 年間付与ポイント (A) | 年会費 (B) | 差分 (B-A) | |
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楽天証券 楽天ゴールドカード | 条件なし | 0.75% | 9,000ポイント | 2,200円 | 6,800円相当 |
SBI証券 三井住友カード ゴールド(NL) Olive フレキシブルペイゴールド※ | 10万円未満 | 0.0% | 0ポイント | 5,500円 | ▲5,500円相当 |
10万円以上 | 0.75% | 9.000ポイント | 5,500円 | 3,500円相当 | |
100万円以上 | 1.0% | 12,000ポイント | 5,500円 | 6,500円相当 |
自分にあったお好きな方で大丈夫です!
クレジットカードを設定できたら銘柄選びになりますが、S&P500もしくはオールカントリーを選んでおけば無難です!
各証券口座のランキングを見ると、どちらもランキング上位に入っているので、見つけることができるかと思います。
あとは自分の中で無理のない範囲で積立額を設定します。
投資に抵抗がある方は1000円でもいいので、投資してみて様子を見てみてもいいかと思います。
借金したりとかはしないの?
投資は借金している人もいるから怖いというイメージを持っている人もいるかと思います。
今回紹介した方法だと、投資分も含めクレカの支払いが問題なくできているのであれば借金はしません。
10000円投資したとして、それが11000円や9000円になることはありますが、0を下回ることはないので、借金することはありません。
少し変動のある貯金くらいに思ってもらって大丈夫です。
S&P500やオールカントリーをおすすめする理由は?
S&P500とは、アメリカを代表する500銘柄で構成されたものです。
なので、S&P500を買うことで、福袋のようにいろんなものがたくさん入ったものを買っていることになります。
S&P500は簡単にいうと、アメリカの経済を表している指標になります。
つまり、アメリカが今後も経済が成長する限り株価もあがり続けます。
オールカントリーのほうは、名前の通り全世界に分散して投資をする銘柄です。
世界の経済が成長する限り株価も上がり続けます。
つまり、どちらも一つの銘柄に投資しているようで、いろんな会社に分散して投資していることになるのでお手軽にリスクを分散して投資していることになります。
分散して投資することによって、どこかの企業の業績が悪くなっても、他の企業がそれ以上に業績をのばしていればプラスになって自分のもとに帰ってきます。
一つの会社の株を買っていたら、その会社が倒産してしまったらその株は価値がなくなってしまいますが、いろんな会社の株を買っているため、価値がなくなるということが基本的におこりません。
しかも、それが100円から投資を行うことができます。
100円や1000円からでもGoogleやアップル(S&P500の中に含まれる)などの優秀な会社に投資することができます。
考えなくてほっとくだけなのに利回りがいい
S&P500の過去30年の平均利回りは10%超えとなっています。
これだけの利回りを出すのは投資のプロでも難しいです。
プロでも難しい利回りなのに、対して勉強せずにお金をいれてほっとくだけでお金が増えていきます。
もちろん投資に必ずはないので、100%お金が増えるというわけではありませんが、過去のデータがこの銘柄の優秀さを教えてくれています。
年利10%で仮定して、100万円投資して追加投資もせずほっとくと、30年後には1900万円を超えることになります。
そのため、証券口座を開いて、クレジットカード積み立てをS&P500かオールカントリーに好きな額入金するよう設定さえしておけば、あとは何もやることはありません。
毎月2万円積み立てするよう設定し、利回りが5%(今までのS&P500の成果より低めに設定)と仮定します。20年後にはもともと入金した額は480万円ですが、利益を含めると約820万円となります。
あくまで予想にすぎないので、もちろんこの額より多く手元に残ったり、少なく手元に残ったりの多少の差は出てきます。
普通の口座では340万ほどの利益の20%(約70万円)を税金としてもっていかれますが、NISA口座ではまるまる受け取ることができます。
看護師におすすめする理由
看護師は他の職種に比べ、20代のうちは給料が比較的多めですが、そこからの昇給幅は少ないものとなっています。
逆に言えば、他の職種に比べ20代のうちから他の人より多い額を投資しやすいということでもあります。
今回おすすめしたS&P500とオールカントリーは投資する期間が長ければ長いほど、福利の力でお金が雪だるま式に増えていきます。
そのため、なるべく早めから投資することをおすすめします。
福利の力は長い時間投資市場にお金を入れている人の強い味方になってくれます。
1000円や5000円からでもいいので始めてみてはいかがでしょうか。