看護師を辞めたいは甘え?居場所を変えることでQOLアップ!

看護師は業務が大変であったり、人間関係が難しかったりで大変ですよね。

 
ゆうひ
みんな頑張っているのに辞めたいと思うのは甘えなのかな…

なんて思ってしまうこともあるかもしれません。

実際にそれが甘えなのか、環境を変えるべきかしっかり見極めていきたいですね。

看護師を辞めたいと思ったことがあるのは8割を超える!?

看護rooが行ったアンケートでは、8割以上の人が辞めたいと考えたことがあるそうです。

「看護師を辞めたい」と思ったことはある? | 看護師の本音アンケート | 看護roo![カンゴルー] (kango-roo.com)

 
ゆうひ
ほとんどの看護師が一度は辞めたいと思っています。

人間関係や業務の忙しさ、給料が見合わない、医療ミスに対するプレッシャーなどから辞めたいと考える人が多いようです。

辞めることを甘えだと思うのは責任感からくるもの

 
ゆうひ
他の人が頑張っているのに…人が少ないから…

なんて考えていませんか?

基本的に企業の人員配置や補充を考えるのは上の仕事です。

役職がついているわけでもないのであれば、特に考える必要がないことです。

私自身周りに迷惑を掛けないようにという気持ちがとても大きくありました。

しかし、そんなことは考えなくていいことなのです。

自分がいる場所に責任感を持って仕事をしているからこそ甘え何じゃないかな…なんて思いがでてきます。

責任感が強いことはいいことですが、自分の首までしめないようにしましょう。

辞めたいと考えることは甘えではありません!自分がもっといきいきと活躍できる場がほかにあるかもしれません!

体に症状が出ていたら何か対策を!

私もそうですし、一緒に入職した同期も心身共に疲れて体に症状が出ている人がいました。

ストレスによって起こる症状は人それぞれですが、私の場合は嘔気・嘔吐・食欲不振・睡眠時間の減少がありました。

休日はベッドから体を動かす気力が無いなんて日もありました。

体に症状がでているということは、体がSOSを出しているということです。

そのまま仕事を続けていたら症状は悪化していく一方です。

休職などで少しお休みを頂いたり、異動を希望するなんてことも考えたほうがいいかもしれません。

自分の体が壊れても企業はなにもしてくれません。自分の体調を一番に考えましょう。

体を壊してまでやらなきゃいけない仕事はない

自分の体に不調がでるまでやらないといけない仕事はありません。

もし、体に少しでも異常がでているのであれば、周りのことは考えずに自分の体を一番に労りましょう。

そんな状態でも、甘えかもしれないと考えて仕事してきた方は今まで十分すぎるほど頑張ってきています。

同期が頑張っているからと気にする必要はありません。

それぞれ適正やストレス耐性など違います。

自分にあった、自分が人生を楽しめる場に身を置きましょう。

人には得意不得意があります。

人と比較しようとすると自分が辛くなってしまうだけです。

なぜ辞めたいか理由をはっきりさせてみる

辞めたくなる理由もいろいろだと思います。

  • 人間関係が悪い
  • お局様からの嫌がらせ
  • 業務量が多い
  • 残業が多い
  • 業務が覚えられない
  • 必要な知識が多すぎて辛い
  • 夜勤やオンコールが辛い
  • 命を預かるというプレッシャー

辞めたくなる理由はいろいろあるし、一つではないと思います。

一度紙や携帯のメモ帳に書き出してみましょう。

自分が何で悩んでいるか、苦しんでいるか、目に見えるようにすることではっきりしてきます。

悩んでいることがはっきりすると、それに対してどうすれば対処できるかも考えることができるようになります。

大抵の悩みは環境を変えることで変化させることができます。

人間関係や業務量に対してなら、部署を変えることで改善する可能性もあります。

必要な知識が多くて勉強するのが嫌という人もいるかもしれません。

そんな人は一度立ち止まって、自分がどんな仕事をしたいか、どんな分野に興味があったか振り返ってみてください。

自分の好きな分野だったら、別の科に比べて勉強する意欲もわくと思います。

覚える業務が多くて嫌になるという方はもうひと頑張りしてみるのもいいかもしれません。

仕事を辞めて別の環境で仕事をするとなると、また1から仕事を覚えなければなりません。

それなら今いる環境で仕事を覚えるまで頑張ってみてはいかがでしょうか。

夜勤やオンコールが嫌という人は夜勤やオンコールをやりたくないと上に交渉するか、日勤しかないような場所で仕事をするほうがいいでしょう。

命を預かるプレッシャーに押しつぶされそうな人は居場所を変えるほうがいいと思います。

自分の一つのミスでその人の人生が大きく変わるかもしれないというプレッシャーは本人にしかわかりえないものです。

そのプレッシャーが自分の体を壊すほどであれば、環境を変えましょう。

退職を考える前に異動を検討してみる

異動の希望を上司に打診して、自分が辞めたくなっていること、なにが辛いのかはっきり伝えましょう。

私の同僚は、残業が一番少ないところへ異動したいとお願いして、病院の中で一番残業が少ない部署へ異動することができていました。

実際残業が少なく部署異動できたことに満足していました。

同じ病院でも、部署が変わると働きやすさが全然違うなんてことはよくあります。

辞めたいと思っても、一度異動を考えてからでも遅くはありません。

異動したいことを看護部長がしっかりととりあってくれないのであれば退職を考えてもいいと思います。

自分の置かれている状況は上司にはっきり伝えないと伝わらないものです。

伝えてもだめなら環境は変わらないので、転職してしまってもいいですね。

【体験談】同じ病院でも異動したら環境が全然違った

体を壊しながら仕事に行っている時期もあったため、異動することになりました。

同じ病院内で異動したところで何も変わらないと思っていましたが、全然違いました。

業務量や残業時間も減り、人間関係も以前よりマシになりました。

業務量・残業時間が減ったことによって、家に帰って疲れ果てて寝るだけの生活ではなくなりました。

余力を残して家に帰れることに感動しました。

人間関係も以前よりはよくなり、ストレスも減りました。

以前は理不尽に怒鳴られることがよくあったので、話したり報告したりするだけでも胃がキリキリするような人がたくさんいました。

しかし、それも減ったので、ストレスが減ったのを実感しています。

残業時間が減ったので、睡眠時間を削って夜更かしすることも減り、しっかり睡眠時間を確保するようになりました。

他の環境を知ることで職場のものさしを手に入れることができる

一つの職場しか知らないと、自分が置かれている環境がいい環境か悪い環境か知るすべがありません。

人づてに他の病棟などの話をきいても、実際に自分が感じる感覚とは差が出てしまいます。

異動であれば、同じ病院ではありますが他の環境を知ることができます。

より良い環境で働きたいのであれば、いい環境と悪い環境の差を知る必要があります。

現在自分がいる環境が働きやすいのであれば、そのまま続けていけばいいでしょう。

そうでなければ、他の環境を知るべきだと考えています。

同じ部署に長期間勤めるメリットもあります。

しかし、その環境より自分が働きやすい環境を知らないまま時間だけが過ぎていくかもしれません。

内科病棟にいるけど、外科病棟に異動したら、外科の知識や看護技術のほうが楽しいと感じるかもしれません。

病棟から外来に異動したら、外来でのコミュニケーションのほうが向いていると感じるかもしれません。

知らないだけで、自分らしさをもっとだせる環境があるかもしれません。

だからこそ、今の環境が辛いと感じるなら、一歩踏み出してみてもいいと思います。

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辛くて頭の整理ができない時は一度立ち止まってみる

日々の多忙な業務に追われて、もしかしたら正常な判断ができないほど疲れ果てているかもしれません。

疲労が蓄積すると知らないうちに判断力も思考力も鈍っていきます。

頭が整理ができない時は長めのお休みを貰って体を休ませてあげましょう。

ストレスによって体に不調がでているのであれば、適応障害などになっているかもしれません。

心療内科を受診して、診断書を貰って休職するのもいいかもしれません。

適応障害などであれば、2~3ヶ月の休養で済むはずが、無理をしてうつ病になって年単位で休まないといけなくなってしまうかもしれません。

がんばり屋さんのあなたが思っている以上にお休みの期間はとらないといけません。

体が壊れる前に一度立ち止まって、ゆっくりする時間をつくりましょう。

辞めるつもりはなくとも転職活動だけやってみるのもあり

辞めるかどうかは置いといて、転職活動だけやってみるのもありです。

看護師の転職サイトは基本無料です。

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自分がいる環境よりもっと待遇が良い場所を見つけることができるかもしれません。

仕事を辞めるわけではなく、他にいい場所がないか探すだけなので、自分にデメリットはありません。

自分がいる職場について改めて考えてみるいい機会にもなります。

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