メンズ専門の美容クリニックってどんな感じ?男性ナースが働いてみて

以前から美容外科で看護師として働くことが気になっていました。

メンズ専門の美容外科というのがあり、そこでは男性看護師(メンズナース)の需要があると知り転職しました。

男性看護師が美容外科で実際に働いてみて感じたことをまとめていきます。

メンズ専門の美容クリニックの業務内容ってどんなことがある?

私が働いているクリニックはメンズ脱毛専門としています。

手術は行っておらず、脱毛のみを行っています。

業務内容としては、始業後院内の清掃をして、脱毛の機械のセッティングを行います。

その後予約が入っている脱毛を行っていきます。

脱毛後は施術の記録を入力します。

施術が一通り終わったらシェーバーや脱毛の機械の消毒、清掃を行い一日が終了します。

脱毛に限れば、機械の照射方法と出力設定を覚えるだけで仕事ができます。

スキルアップをしたいと考える人には美容外科はあまり向かないかもしれません。

病院勤務と比べてどんなところが違う?

病院で看護師として働くのとは全く別の仕事をしている感覚です。

美容クリニックに来て病院と違うなと感じたところは

  • 夜勤がない
  • 夜勤せずとも比較的高い給料をもらうことができる
  • 自由診療のため、接遇がより重視される
  • 基本予約枠しか施術を行わないため、残業が少ない
  • 時間に余裕があるため、職場がピリついていない
  • 売り上げをより意識しないといけない
  • プライベートを楽しむ余裕ができた

夜勤がない

夜勤がないため、生活リズムがとても整いやすいです。

今まで夜勤やオンコールがある勤務をしていたため、よく睡眠不足だったり、倦怠感があったりしました。

しかし、夜勤やオンコールがないことで、生活リズムが整って以前よりポジティブにものごとを考えれるようになりました。

夜勤せずとも比較的高い給料をもらうことができる

美容外科では、夜勤をしなくても比較的高いお給料をもらうことができます。

夜勤はしたくないけどある程度の収入は欲しいという人にもおすすめです。

営業を行って売り上げを上げることでインセンティブが入るので、営業を頑張ればより高いお給料をもらうことができます。

営業が得意な人は病院で働くより美容外科で働いたほうがQOLが上がってお給料も増えるかもしれません。

自由診療のため、接遇がより重視される

お客さんは高いお金を払って施術を受けに来ます。

その分の効果や対応に期待してきている人も多いため、接遇が重要になってきます。

看護をするという意識より、サービス業をやるという意識を持ったほうがいいかもしれません。

基本予約枠しか施術を行わないため、残業が少ない

予約枠は決まっていて、その中で施術を行います。

病院のように、理不尽なオーバーワークになることは基本的にありません。

予約分で業務が終わるため、定時で業務が終わります。

ワークライフバランスを求める人におすすめです。

しかし、土日は基本出勤なので、土日休みがいい人は注意が必要です。

時間に余裕があるため、職場がピリついていない

病院では、一人ひとりがオーバーワーク気味で毎日ピリついていました。

人間関係もギスギスしていて、理不尽に怒られることも多かったです。

しかし、美容外科は病院に比べ時間に余裕があるため、職場がピリついていません。

私はメンズ専門の脱毛のクリニックに勤めているため、男性看護師ばかりなのもあってか人間関係は良好です。

美容外科に勤めている男性看護師に柔らかい雰囲気を持った人が多いためか、非常に仕事がしやすいです。

売り上げをより意識しないといけない

私が勤めているクリニックにはありませんが、クリニックによっては月の売り上げノルマがあるところもあります。

営業が苦手な人や、ノルマを気にするのが嫌な人は、求人でノルマがないか確認しておきましょう。

私が働いているクリニックはノルマはありませんが、営業で売れれば売れるほどインセンティブとして給料が増えるので、売り上げは気にするようになりました。

施術する分野の知識や、自身のクリニックで売っている商品の成分や値段はしっかり覚えないと営業するのは大変です。

そうした知識や他社との比較についての知識が増えました。

プライベートを楽しむ余裕ができた

病院勤務のときは、仕事が終わったら満身創痍でした。

休日も体を動かす元気が残っていなかったことが多いです。

しかし、美容クリニックにきて業務負担も減って夜勤もないので、プライベートを楽しむことができるようになりました。

仕事するために生きているわけではないので、美容クリニックで看護師として働く方が自分には合っているように感じます。

実際に美容看護師として働いてみて感じたこと

私はメンズ専門の美容クリニックで働いています。

メンズ専門なので、看護師は基本男性しかいません。

女性同士のドロドロした人間関係を間近で見続けてきたので、男性看護師が多い環境というのが新鮮でした。

時間のゆとりがあることも相まって人間関係は良好で、業務負担も大きくないので仕事終わりに遊ぶ元気もあります。

脱毛専門なので覚える知識や手技も多くなく、脱毛の手技自体は1週間程度で覚えることができました。

転職直後のストレスも大きくなかったのを覚えています。

病院では人間関係に嫌気がさしていましたが、転職してよかったです。

休みの日も充実するようになったので、QOLが上がりました。

美容クリニックに転職するのに臨床経験は必要?

転職サイトでいくつかの美容外科の求人を見ると、1~3年以上の臨床経験を求めているところばかりでした。

3年働いていれば、大抵の応募条件は満たせます。

美容クリニックで働く上で臨床経験を求める理由として考えられるのが、基本的な看護技術を習得していること、接遇面からだと思います。

私が美容クリニックに転職する上で、上記のようなことが面接時に質問されました。

サービス業を行う上での適正、必要時にしっかり対応できる看護技術をもっているかが見られているように感じました。

私の周りでは臨床経験1年や2年で美容外科に転職成功している人もいるので、あくまで目安だと思います。

美容クリニックって美人しか採用されないの?

美人を採用しているというより、適正を考えたら美人が集まりやすいのだと思います。

美容クリニックで働こうと考えている人は、美意識が高い人が多いです。

実際私が働いているクリニックは清潔感があり、爽やかな人たちが働いています。

自身を綺麗に魅せる力がある人じゃないと、施術を受ける人に説得力を持たせることができません。

そのような人を採用していった結果、美人が集まりやすいのだと思います。

男性看護師でも美容クリニックで需要があります

病院で働いているころは、男で美容看護師があるなんて知りませんでした。

美容といえば女性のイメージでした。

しかし、美意識が高い男性が増えてきたことにより、男性専門の美容外科も増えてきました。

脱毛だけでなく、クリニックによっては陰部の手術などもあります。

女性にやってもらうのは恥ずかしいと思う方もたくさんいるので、男性看護師が施術を行う需要が増えています。

男性でも美容看護師の道があることを知って欲しいです。

看護師として働ける場所は病院以外にもたくさんあります。

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病院で働くことに疲れてしまっても、看護師資格を活かせる場所はたくさんあります。

自分の適正にあった職場を見つけて、より良い生活にしましょう。

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